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耐久性・防汚性・耐摩耗性が抜群に高い最長耐久年数を誇る「フッ素塗料」

久留米・小郡の外壁塗装・屋根塗り替えを行う塗装専門社 月彩 (つきいろ)では、多くの高性能塗料を用意しています。

高性能塗料、と言われてもパッとしませんよね?

具体的には、太陽光の熱を遮ってくれる「遮熱塗料」、自浄作用のある「光触媒塗料」などがそれに当たりますが、今回ご紹介する「フッ素塗料」もお家の外壁塗り替えの際にぜひおすすめしたい高性能塗料です。

フッ素という言葉は聞き慣れていることでしょう。歯磨き粉でフッ素が〜といったコマーシャルを見かけたり、フライパンに「フッ素コート」などの表現がされていたりもします。

そもそもこのフッ素ってなにものなのでしょうか?フッ素の基礎と、フッ素塗料のメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。


そもそもフッ素って何?

「そもそもフッ素って何者?」。そう思われる方がほとんどのはずです。

このフッ素、実は自然界にも普通に存在している元素の一つ。なんとなく名称的に科学的なイメージを持ちますが、自然界にも存在するものなんですね。

ちなみに、余談っぽくなってしまいますが、フッ素は地表(地殻)にある元素のなかで17番目に多い元素なんだそうです。多いのか少ないのか微妙なところですが、もともと天然のものであることが伺いしれます。

フッ素は食品にも含まれています。これは食品添加物などの人間が意図的に添加するものではなく、食材自体にもともと含まれているものです。わたしたちが日常的に口にする塩や肉、魚、野菜、ひいては紅茶や緑茶、ビールにも含まれているんです。

このフッ素を塗料用に開発したものがフッ素塗料。合成樹脂に蛍石を原料としたフッ素樹脂を混ぜ合わせたものを一般的にフッ素塗料と呼びます。

ではまず、フッ素塗料の大きな特徴を見ていきましょう。


高い耐久性が自慢、フッ素塗料

フッ素塗料が持つ特徴は下記の3つです。

1、耐久性が高い

もともと、一軒家よりも大型建築物や橋梁などの大型工事で使用されていた塗料です。それら大型の建造物には言わずもがな、高い耐久性が求められます。それに十分に応えているフッ素系塗料。近年、一般住宅にも広く使われるようになってきました。

2、汚れが付きにくい

フッ素塗料には「非粘着性」という大きな特徴があります。呼んで言葉の通り、汚れやカビなどの外壁屋根に有害になる物質がそもそもひっつきにくいという特性があります。特に白を基調とした外壁のお宅などに特におすすめです。また、防カビ性・防藻性も高いことが認められており、湿度が高い環境のお宅などにもおすすめです。

3、耐摩耗性が高い

外装に塗られている塗料も時間が経つと摩耗して光沢が減ります。日本で最も採用されているシリコン系塗料で光沢は10年で20%減ると言われていますが、フッ素系塗料の場合、20年経っても光沢の減少は10%と言われています。つまり、新築時にフッ素系塗料を使用することで新築のように美しい外観見た目が持続しやすいということですね。


3Fと4F、フッ素塗料の違い

フッ素塗料には大きく分けて3F系と4F系の2つがあります。もともと、3F系フッ素塗料しかありませんでしたが、更に高性能な4Fフッ素塗料が開発され、3Fフッ素塗料の持つ弱点を克服しより高い耐久性を誇るものとなっています。

難しい話をするとキリがありませんので簡単に3Fと4Fの違いを説明すると、紫外線に弱い3Fフッ素に含まれている塩素をフッ素原子を使用して強化したフッ素樹脂を4Fフッ素と呼びます。

呼び名の違いはフッ素元素の数。3FはF(フッ素)が3つ、C(炭素)が2つ、X(塩素)が1つなのに対し、4FはFが4つ、Cが2つと、紫外線に弱いXの代わりにFを一つ増やしたもののことをいいます。ここまでは特に覚える必要はありません(笑)

※厳密に言うと無機フッ素と呼ばれる塗料もあります


フッ素系塗料の高い耐久年数

さて、これら特徴のあるフッ素系塗料ですが、その耐久年数はいったいどれくらいなのでしょうか?もちろん、住居の環境などのにも左右されますが、一般的に4Fフッ素塗料での耐久年数は12年〜20年と言われています。

日本で最も流通しているシリコン系塗料で7年から12年ほどですので、およそ倍ほどの耐久年数があるといっていいでしょう。つまりこれは、塗装の塗替え回数を減らすことができるということです。

ちょっとした試算をしてみたいと思います。例えば、シリコン系塗料でずっと塗り替えを行う場合とフッ素系塗料で塗替えを行う場合、単価でいえばもちろんフッ素系塗料のほうが高くなりますが、高い耐久年数があります。つまり、下記のような式が成り立つということです。

【10年に一度塗料の塗替えを行う場合】

築年数10年20年30年40年
シリコン系塗料1回目塗り替え2回目塗り替え3回目塗り替え4回目塗り替え
フッ素系塗料 1回目塗り替え 2回め塗り替え

築年数40年が経過したとき、シリコン系塗料が4回塗り替えるのに対し、フッ素系塗料の場合2回の塗替えで済むことになります。

一般的な塗装工事単価で換算すると、

■シリコン塗装 80〜100万円

■4Fフッ素塗料 120〜140万円

ほどとなりますので、築年数40年の場合、、、

シリコン系  80〜100万円✕4回塗り替え=320〜400万円

フッ素系塗料 120〜140万円✕2回塗り替え=240〜280万円

120万円ほどの差が出ます。

何度も何度も塗り替えを行うのはちょっと面倒ですよね。そんな人にも、耐久年数の高いフッ素系塗料がおすすめです。


例えばこんな建物にも…

フッ素系塗料が使用されている有名な建築物は多数あります。例えば東京スカイツリーやレインボーブリッジなど、観光地ともなっている有名な施設でもこのフッ素系塗料が使用されています。こういったポイントをみても、フッ素系塗料に対する信頼感が見えるといえるかもしれません。




こんな人にフッ素系塗料がおすすめです!

フッ素系塗料は広くどんな住宅にも使用することができる高性能塗料です。特に、下記のような希望や想いを持たれている方にはピッタリといっていいでしょう。

■耐久年数や耐久性を重視している方

■お手入れの手間や時間、労力を減らしたい方

■白や白系の外壁で汚れがつきにくいようにしたい方

■今の家の色がお気に入り、他のお気に入りの色がある

こういった方はぜひフッ素系塗料を検討されてみてくださいね。


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